2010年2月28日日曜日

第一回 動画編集について

こんばんは! ハイレーンです。

最近、素人ながら友人等の為の結婚式の動画編集を行っておりますが、
中々技術的な面で参考になるWebサイトがMacでは少なく、
素人の自分からすると意味が理解できず、結構苦労したので、自分のメモ代わりに
ブログに少しずつ載せて行こうと思います。

動画編集ソフトと言うと、Windowsであれば、Windows movie maker
Macであれば、iMovie が基本ソフトとなるでしょう。
それ以外にも安価な製品もあるので、それはそれで検討されれば、
良いと思いますし、高度な編集が必要であれば、
Final Cut Express(pro)やPremiereなどの
ソフトを選択すべきだと思います。
iMovieやMovie makerでもかなりの事が実現できますので、
まずは、その二つを試してみる事をオススメ致します。
いきなりFinal cut Proなどを使っても、それらのソフトの機能の意味が
理解できないので、操作的にも使いこなすのは大変だと思います。
しかし、当然Movie maker等は機能がそれなりなので、使って行くうちにやりたいことに
対して、機能不足を感じるようになるので、そうなった時に上位のソフトを
検討すれば良いと思います。
その時には基本的に動画編集ソフトの考え方が理解できているので、
何となく意味がわかるようになっていると思います。

では、ここからは結婚式用のエンドロールや生い立ち映像をMacで作ることを
前提として話を進めて行こうと思います。

<事前準備>
まず必要になるのは、動画素材/静止画(写真)/BGMです。
そしてそれらを使って、どのように演出するか? と言うシナリオ!
このシナリオがやはり一番重要であり、どのような演出をするかによって、
BGMや素材の表示の仕方や順番(構成)が決まってきますので、
まずはそれを検討しましょう。
特にBGMの選択はシーンを演出する上で非常に重要となりますので、
シナリオを頭に入れながらそれに合うBGMを選ぶべきかと思います。
(効果音も含めて当然複数でも可だと思います)

<動画編集の基本的な考え方>
動画編集で私を含めて初心者が一番ハマってしまう部分は画質だと思います。
動画編集と言うのは、基本的に素材を集め、組み合わせて、エンコード処理を
行って、最終的にどのように保存するのか? と言う流れになります。
その場合、最終的にはDVDで保存する(式場の方へ渡す)と言うのが
最終的な保存方法になるでしょう。 (PCやブルーレイで再生する等であれば別)
DVDと言うメディアに最終的に保存する場合、
Mpeg2と言う形式で、720×480と言うサイズになると言う事を
頭に入れておきましょう!
このことを理解していないと、最終的に画質が汚いとか色々悩んでしまうことに
なります。

また、もう一つ頭に入れておきたいのは、エンコードと言う圧縮処理は、
どのような形式に変換するにせよ、
できるだけ行わずに作業を進めると言うのが、映像を奇麗に保つコツです。
例えば、Windowsのwmvと言う形式は、基本的にMacの編集ソフトでは
扱えません。 
それを、Mac等のソフトで扱えるようにするにはmov等に変換することになるでしょう。
そこでエンコードと言う処理が必要になってしまい画質の劣化が
発生するわけです。
Windowsで作った動画素材を利用する必要があり、
最終的にMacのアプリケーションで使うと言うことであれば、
Windowsからエンコードして書き出す際に、
そのデータの出力形式を、使いたいアプリケーションでも扱えるような形式で
保存する工夫がポイントになります。

コーデックを変更する動画変換ソフトは色々ありますが、
基本的に ”形式を変換する=画質が劣化する” と理解しておきましょう。
それを可能な限り劣化を抑えるのがプロの技(工夫)です。

この2点は、かなり重要ですので頭に叩き込んでおきましょう!

サイズについては、写真素材が320×240と言うサイズだったとすると、
それが、最終的にDVDになった際には、720×480となるわけです。
拡大されると言う事になり、汚くなるのは当然であると言うことになります。
逆もまたしかりで、縮小される訳ですから、
写真などに文字などが入っていたりすると、文字が潰れたりすることもあります。
これを理解していないと、元の素材は奇麗なのになんで動画にしたらこんなに
汚くなるの?とか? 理由がわからずハマってしまうことになります。

よって、結婚式用の生い立ちなどを作る際には、スキャナーで写真を取り込んだり
する作業が発生することが想定される為、
スキャンする際にもサイズの事を意識して取り込むようにしましょう!

次回は、iMovie で生い立ち映像を作る際の注意などに触れてみたいと思います。

※ 素人ですので、誤った表現があるかもしれませんが、
 できるだけ、初めての方でもわかり易いように表現させて頂いております。

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